写真集のご紹介 「世界植物記 アジア・オセアニア 編」 木原浩氏
植物写真家 木原浩氏の写真集「世界植物記 アジア・オセアニア編」(平凡社)が発売された。
2年ほど前に同氏の、「世界植物記 アフリカ・南アメリカ 編」(平凡社)が発売されたことをブログに書いた。
http://51793712.at.webry.info/201503/article_3.html
7千円を超える金額にもかかわらず、想定よりも売れているようで近く重版になるそうだ。
このアフリカ・南アメリカ 編に続くのが今回発売となったアジア・オセアニア編だ。
頁を繰っていくと前回と同様に異型な植物たちの面白さ、奇妙さ、美しさ、そしてたくましさに感嘆させられた。
そして、今回も撮影の見事さにも感嘆するばかりだった。
図鑑写真としても見ることができる的確な写真でありながら、見る者を魅了する魅力も併せ持っている。
各地での滞在期間は多少の長短あるだろうが、何回も訪れる訳にはいかない。
限られた期間で、初めて出会う植物たちを的確に撮影することはとても難しい。
魅力と力強さを兼ねた写真となるとなおさらだ。
長年植物写真を撮ってこられた経験がなせる技だろう。
やはり木原さんは僕の尊敬する一番の植物写真家である。(前回と同じことを書いてるけど)
あるプロの方が言うには、今後こういった本が出ることはもうないだろうとのことだった。
デジタル化が進み、出版業界は激変した。特に植物写真業界は縮小した。中心であった植物図鑑の需要が大きく減少したからだ。
ここまで丹念に撮影しても売れる見込みが立たない。出版社もそんな本を出す余裕はない。
この本は、昔からの出版社や校正技術者とのつながり、実績、人脈があった木原さんだからこそ出版することができた本なのだろう。
是非、植物や植物写真に興味がある方は手にとって見ていただきたいと思う。
2年ほど前に同氏の、「世界植物記 アフリカ・南アメリカ 編」(平凡社)が発売されたことをブログに書いた。
http://51793712.at.webry.info/201503/article_3.html
7千円を超える金額にもかかわらず、想定よりも売れているようで近く重版になるそうだ。
このアフリカ・南アメリカ 編に続くのが今回発売となったアジア・オセアニア編だ。
頁を繰っていくと前回と同様に異型な植物たちの面白さ、奇妙さ、美しさ、そしてたくましさに感嘆させられた。
そして、今回も撮影の見事さにも感嘆するばかりだった。
図鑑写真としても見ることができる的確な写真でありながら、見る者を魅了する魅力も併せ持っている。
各地での滞在期間は多少の長短あるだろうが、何回も訪れる訳にはいかない。
限られた期間で、初めて出会う植物たちを的確に撮影することはとても難しい。
魅力と力強さを兼ねた写真となるとなおさらだ。
長年植物写真を撮ってこられた経験がなせる技だろう。
やはり木原さんは僕の尊敬する一番の植物写真家である。(前回と同じことを書いてるけど)
あるプロの方が言うには、今後こういった本が出ることはもうないだろうとのことだった。
デジタル化が進み、出版業界は激変した。特に植物写真業界は縮小した。中心であった植物図鑑の需要が大きく減少したからだ。
ここまで丹念に撮影しても売れる見込みが立たない。出版社もそんな本を出す余裕はない。
この本は、昔からの出版社や校正技術者とのつながり、実績、人脈があった木原さんだからこそ出版することができた本なのだろう。
是非、植物や植物写真に興味がある方は手にとって見ていただきたいと思う。
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