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zoom RSS スマホで野の花を撮る No.5 ”スマホカメラの限界を知ろう”

<<   作成日時 : 2014/07/27 14:01   >>

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スマホカメラは手軽さではデジタル一眼(デジイチ)に勝りますが、やはり限界があります。
つまり、撮れるものと、撮れないものとがあるということです。
スマホで撮れる写真のほとんどはデジイチでも撮れますが、デジイチで撮れる写真の一部しかスマホでは撮れません。

スマホでうまく撮影するには、どういう写真なら撮れるのか、スマホカメラの限界を知っておくことが大事です。

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スマホカメラの限界の原因はレンズにあります。

デジイチはレンズを交換できます。被写体や状況に応じて広角から望遠までレンズを替えることができます。
一方、スマホカメラはレンズ交換ができません。

さらに、ズームもありません。現在のスマホのほとんどが単焦点レンズです。
デジタルズームの機能はついていますが、もとの写真の一部分を拡大しているだけで、レンズによるズームではありません。


そして、レンズは広角レンズです。


”スマホカメラ=広角レンズしかないカメラ” ということを念頭に置いて撮影することが大事です。



広角レンズになるほど(焦点距離が短くなるほど)、広い範囲を写すことができます。
望遠レンズになるほど(焦点距離が長くなるほど)、遠くのものを大きく写すことができます。

iPhoneの場合は33mm相当だそうです。これは広角レンズの部類です。
人物や景色を撮るのにちょうどいいレンズです。
しかし、野草を撮るのには決して適当とはいえません。むしろ、とても難しい部類に入ります。



その理由は大きく3点あります。

@バックがボケない
A被写体を大きく写すには、被写体に近づかなければならない
Bバックが広い範囲が写るため画面構成が難しい




野草の撮影で重要なことのひとつが、いかに狙った花を浮き立たせるかということです。

野草の周りにはほかの草が生えています。
「木を隠すなら森に」と言われるように、森の中のある一本の木を浮き立たせることは簡単ではありません。
草むらの中の一本の草(花)を浮き立たせることも同様です。


ツクシの写真を例にあげてみます。
近くの川の土手にツクシがたくさん生えている場所がありました。
ひとりの男性の方が来て、スマホで写真を撮っていかれました。みごとな生えっぷりだったので撮りたくなったのでしょう。気持ちがよくわかります。
男性が立ち去った後、同じ場所から撮影したのが下の写真です。
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どうでしょうか。
よく見ればツクシがたくさん写っていますが、地面や草にまぎれてしまってわかりにくいと思います。

もう一歩近づいてみます。
画像

これでもまだわかりにくいと思います。

さらにもう一歩。
画像

ようやく見えやすくなったと思いますが、それでもいまひとつという感じです。
これは、ツクシの色が地面の色と似ていることももうひとつの原因です。


では、これはどうでしょうか。同じ場所ではありませんが、できるだけ似たような環境の写真です。
画像

ツクシが地面や草から浮き立って見えると思います。

浮き立って見える理由は、まとまって生えているということもあるのですが、バックがぼけていることが最大の理由です。
一眼で90mmの望遠マクロで撮ったものです。
望遠レンズほどバックがぼけます。その分、被写体が浮き立っています。
90〜100mm程度のマクロレンズは花の撮影で最も一般的なレンズです。


50mmの標準マクロもありますが、以下の理由で100mmよりも難しいと言われています。
・ボケが100mmより小さい(ボケない)
・同じ大きさで写すには、100mmよりも被写体に近づかなければならない
・バックが広い範囲が写るため画面構成が難しい


でも、スマホカメラは33mm(iPhone)ですから50mmよりもいっそう難しいわけです。


次にバックが広い範囲が写るということはどういうことでしょう。
下の写真は田んぼの土手に咲いていたノジスミレです。
被写体がある程度大きく写るように近づいて撮影しました。
でも、バックは広い範囲が写り込んでいることがわかります。
画像


家などが写り込まないように、バックにも気を使って構図を決めています。
でも、ちょっと気を許すと家が写り込みます。
画像



実は1枚目と2枚目の違いはカメラの高さが10cmほど違うだけです。
1枚目は家が隠れるようカメラの位置を下げて撮りました。

一方、これを一眼の望遠マクロで撮ると次の写真になります。
画像



遠くの山が大きく写っています。家などの余分なものが入り込む余地がありません。
バックがシンプルになり、かつボケています。それによって被写体が浮き立っています。
こういう写真はスマホカメラでは無理なのです。

つまり、被写体だけではなく、バックにも気を使って撮影することが重要ということです。

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