みむのいつでも夏休み日記

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zoom RSS 本当の色はどこにある? 第6回 Macと液晶モニターを買った頃

<<   作成日時 : 2011/01/10 16:06   >>

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前回書いたように、僕はRAWでデータを記録しているが、RAWデータは現像ソフトがないと見ることができない。JPEGのようにどのPCでも見られるファイルではない。
現像処理は、ピクチャースタイルや他のパラメータを使って、”こんなもんかな”と迷いつつも、条件を適当に決めている。レタッチまでの高度なことはやっていない。
ブログなどに使う写真はその後JPEGに変換し、画像のサイズを調整する。

一眼デジカメを買った頃はXPのデスクトップ型のパソコンを使っていた(今でも使っている)。そこで気になったのは、僕が使っているPCのモニターは正しい色を再現しているのだろうか? ということ。

パソコンショップなどのモニター売り場へ行くといくつものモニターが並んでいるが、必ずしも全部が同じ色で写っているわけではない。モニターによって微妙に色が違っている。
赤みがかっているものもあれば、青みがかったりしているのもある。やけに派手な発色をするものもあれば、地味な発色のものもある。

変な発色のモニターでいくら色を調整しても、ほかのパソコンで見たら変な色になってしまっていることになる。自分のモニターはどうだろう? 大手メーカー製で、まずまずのグレードだし、使っている感じではそれほど変な発色ではないとは思うが...。

どこかで、”カラーマネジメント"という言葉を聞いたことがあった。正しい色でデジタルデータを見るためには、カラーマネジメントされたモニターが必要だとかなんとか。そういえばと思い出し、ネットで調べてみた。

いくつかのサイトを見た中で、最も情報量が多く、参考になったのは、miyahanさんのカラーマネジメントに関するサイトだった。数年前の情報が中心であるが、カラーマネジメントの基本は変わっていないので十分勉強になる。Googleで”カラーマネジメント”を検索すると上位に入っている。

そこから理解できるまでが少し大変だった。
詳細はmiyahanさんのサイトを見ていただければいいので割愛するが、僕なりにものすごくざっくり説明すると、デジカメで撮った場合のカラーマネジメントというのは次のようなことらしい。

画像データを見るためにはモニターやプリンターが必要だが、液晶の方式や機種によって発色が異なる。同じモニターでも使っているうちに次第に発色が変わってくる(経年劣化)。
そこで、正しい発色をするように調整してやる必要がある。この時に測光機(キャリブレータ)を使うのが望ましい。測光機はモニターに表示されている色を測定し、本来の色に近づけてくれる。
この作業をすることでパソコンが出力する色を正しく表示してくれるようになる。この作業をモニターごとに行えば、理論的にはほぼ同じ発色をしてくれることになる。プリンターも同様である。
ざっくり書くとこんなことだが、実際には奥が深く、いろいろと勉強することは多い。

上述のカラーマネジメント作業を行っても、安価なモニターでは、そもそもちゃんとした発色能力がないものもあるとのこと。やはり、ちゃんとした能力を持つモニターはそれなりの価格のものである必要があるようだ。
また、最近の一眼デジカメで用いられている広い色空間であるAdobeRGBを表現するには、それに対応した高価なモニターが必要であるとのこと。
さらに、Macはしっかりとしたカラーマネジメントシステムが組み込まれているが、Windowsは劣ること(これがデザイン系などの業種でMacが多く使われてきた一因らしい)。

つまり今使っているXPのパソコンでは、狭い色空間であるsRGBしか表示できないようだ。そいつでAdobeRGBで撮影したデータを見てもちゃんとした色で見られない。そして、カラーマネジメントシステムも弱いということになる。
うーむ...。せっかくならちゃんとしたマシンが必要かな。

ということで、Mac(Mac Book Pro 13インチ)と、AdobeRGB色空間を表示できるIPS液晶のモニター(NEC MultiSync LCD2690WUXi2)、さらに測光機としてx-rite社のi1 display 2(アイワンディスプレイ2)を1年ほど前に購入した。合わせると結構な金額だった。(その後、モニターは大幅に値下がりし、当時の半額近くで買えるのがちょっと悲しい)

これでデジタル写真の管理はMacで、それ以外のインターネットや仕事はXPでという2台体制になった。
では、ブログ作成はというとXPの方で行うことにした。その理由は、Windowsのパソコンを使っておられる方が多いと思われるため、写真はsRBGで公開した方がいいかなと考えてのこと。

AdobeRGBで撮影したデータを、現像ソフトやフォトショップエレメントを介して、現像(色の調整)、JPEGへの変換、サイズ変更、さらに色空間をsRGBに変換したものをブログに載せている。
変換をしておかないと、結構色味が変わってしまう。下の2枚の写真は同じ写真だが、左(sRGBに変換したもの)の方が色乗りがよく見える。(ご使用のパソコン環境によっては同じに見えたりするかもしれません)
AdobeRGBのままではかえって色がおかしくなってしまうようだ。
そんなこともあり、最後はXPのパソコンで、sRGBの環境でチェックしてからブログに載せている。

しかし、知れば知るほど、色というものは奥が深くて難しいと思う今日このごろである。
画像画像



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。

大変興味深く拝見しております。
花を撮るのに使っているコンデジはRAWで撮れませんので使いませんが、私もMacとWindows両方使っています。
Macはデザインをしていた娘のお下がりです。


さな・花の庵
2011/01/11 17:17
さなさん、こんばんは。
なにか自分の備忘録と自己満足のために書いている感じがしてきていますが、ご覧いただいてありがとうございます。
MacはWindowsと違って、いい点も多いですが、なかなかクセもあると感じてます。このあたりは次回に書いてみたいと考えております。
みむ
2011/01/11 18:58
みむ様 こんにちは。
コメント頂いたので更新されておられると思い
お邪魔させて頂きました。
昨年暮れに、しばらくお休みとお話されてまし
たので、ホームページに専念されておられると
心待ちにしてました。
これからも勉強させて頂きます、よろしく。
たまて箱
2011/01/18 13:38
たまて箱さん、こんばんは。
家でいろいろありまして、なかなか時間がとれないのです。ホームページの方は申し訳ございません。半分やりの状態で止まっておりまして。
頑張りますので、長〜い目で見てやってくださいませ m(_ _)m
みむ
2011/01/19 19:53

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